過去ログ

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過去ログがかなりの量溜まってきたので、整理してみました。
題名をクリックすると、そのネタのページに飛びます。
内容が続いていたりするものがあるので、カテゴリ別にも分けています。
あと、筆者的に特にオススメできるネタには、Hit!がついていますが、
自薦ゆえにかなり査定が甘かったりするので、その辺は察してください。

*月別*
2008年
5月 4月 3月 2月 1月
2007年
12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 3〜5月 2月 1月
2006年
12月 8〜11月 6〜7月 5月
2005年
2005年10月〜2006年4月 9月 1〜5月
2004年
7〜10月 5月 4月
*ネタ別*
紀州戦隊ウメレンジャー 絶対にありえない怖い話
番組表ネタ Dr.アメフラシとマジパンちゃん
ハンガー忍者 釜湯にらぎ
純米酢探偵 似非日本商品ネタ
寿司山高校演劇部 スパゲッティ高等学校
New!異次元教師・出刃峰千代
ヒット集

米酢探偵

実は僕は探偵小説が大好きで、数々の名探偵たちに憧れた時期もありました。
そんな名探偵たちに習って、このサイトにも探偵を登場させよう!と思い書いたのはいいのですが、
なまじ常識を持った性格にしてしまったために、
事件を解決するどころか周りに突っ込む事の方が遥かに多いという、
ちょっとアレな探偵になってしまいました。まぁ、そのギャップが面白かったりするのですけれど。

第一章 第二章
第三章 第四章



9月7日:バルサ巫女
あぁっ!皆さん今見ましたか!?突っ込みましたよこの人!!

 あまり馴染みが無いかもしれませんが、バルサミコといえばイタリア生まれの酢です。
エミリア・ロマーニャ州を代表とするブドウを原料とした(中略)変換したらバルサ巫女になってしまったのです!
一体どういうパソコンなんでしょうか。やはり、変換したからにはネタにしないと勿体無いような気がするようなしないような!

実は初出はココの掲示板なのですが、できるかぎりこのネタも絡めて書きますのでご安心を。って書いたの半分僕ですけどね。
そんなわけでバルサ巫女です。


『バルサ巫女』


『地球から遠く離れたバルサ星。そこから、一人の使者がやってきた。彼女に話を聞いてみると、
 父親とあさっての方向がどこかという事について議論しているうちに、娘が切れて家出、そして迷い込んだのがこの地球。
 というわけで、地球に迷い込んだ巫女を探しに来たというのである…
 彼女はこの寿司山町で一番有能な探偵に捜索を依頼し、自分は事務所でコーヒーゼリーを食べていたのであった…』


ディンディディンディディン
ディンディンディリー
ディンディディンディディン
ディ、ディ、ディディー(エコー)


ここからは、事件解決に役立ったかどうかは定かではない純米酢探偵の手記を、皆さんにご覧に入れることにしましょう。


8月30日
依頼を受ける。何でも家出少女の捜索だそうだ。その子はなんと巫女。世も末だ。明日から捜査をしてみるか…


8月31日
依頼人の珈琲あろま嬢は、毎日コーヒーゼリーを食べている。俺の経験だとコーヒーゼリーというモノは
容器の裏の穴を開けて、皿に移してから食べるモノだと思っていたが、彼女曰くそれは邪道だそうだ。何でも

「付属のミルクとうまく混じらないですからねぇ。あ、あと、ミルクが足りないからって冷蔵庫からスジャータを持ってくるのは反則です」

だそうだ。さっぱり分からん。
ちなみに今日は聞き込みをやった。収穫はナシ。しかし聞き込みをしている最中に怪人が出てきて
更に5色のタイツ人間達が出てきたのには驚愕した。この町は一体どうなっているんだろう。
10年前はこんなに変じゃ…いや、変だったな。あの時は確か13色くらい

9月1日
今日はちょっと足を伸ばして、寿司山本町で聞き込みをやってみたが、結果は昨日と同じだった。

それにしても、この町もかなりおかしい。モロヘイヤしか売っていない八百屋など、全国探してもここ位だろう。
道端に大量に落ちているばれんもどうかと思う。誰だよ道端で版画した奴は。しかも複数。
いきなり道を聞かれる。「カンピョウを風船に付けて飛ばす会の仮本部はどこですか?」知るか。
大体何なんだその分かりやすい欠陥会は。っていうか仮本部かよ
正面に見える店の看板に「バルサン茶羽」。茶羽にしか効かないのだろうか。それともバルサン耐性を持つ茶羽だろうか。
まぁこの町なら恐らく前者だろうが。


9月2日
一つ手がかりが見つかった。1週間程前に、牛丼屋でメニューにパイナップルがない事について説教していたそうだ。
店員によると、かなり必死に抗議していたらしく、酢豚の中のパイナップルの重要性から、グリコとチョコレートは共通しているのに
パイナップルだけ仲間はずれである理由まで、幅広く説明していたという。ともかく、近くにいることは間違いない様子である。


9月3日
あろま嬢に昨日の報告をすると、かなり喜んだ。どうやら彼女は、巫女を見つけないことには帰れないらしい。
そろそろ冷蔵庫のコーヒーゼリーの在庫も残りわずかになってきた所だったので、これは朗報なのだろう。
と思ったら、ケース単位でコーヒーゼリーが届いた。新しい冷蔵庫が欲しい。
よもやと思って冷凍庫を開けたら、案の定コーヒーゼリーが入っていた。凍らせたら不味いんじゃないかと聞くと
それはそれ、これはこれ。溶けかかりが美味しいときもあるんですよ」だそうだ。これはもう諦めよう。


9月4日
ゲームセンターでそれらしい人を見かけたとの証言が。プリクラで履歴書を写していたらしい。
とても良く撮れたらしく、一枚店員にプレゼントしていた。見せてもらったが、写真が小さくてさっぱり見えない。
これをもらったのが4日前との事なので、見つかったも同然であるが、この町のことだ、甘く見ないほうがいいだろう。


9月5日
あろま嬢が真っ青になっていた。コーヒーゼリーだと思って食べたら、めんつゆを寒天で固めたものだったらしい。
そんな物が何故冷蔵庫にあったのか非常に疑問だが、間違って食べるほうもどうかと思う。
ミルクをかける時点で気づく気もするんだが。っていうか誰だよめんつゆなんて固めたの。


9月6日
決定的証言だ。ついさっきまで立ち食い蕎麦屋にいたらしい。「何故麺が一本に繋がってないのか」と苦情を言っていたとか。
ともかくこれはチャンスだ。と思い周りを探してみるが、手がかりナシ。疲れたので煎り豆を食べながら映画を見た。
何故かここの映画館ではポップコーンの代わりに煎り豆を売るらしい。節分でもないのにぶつけてくるし。俺は鬼か。
映画は、話題の茶畑つみ監督作品だった。相変わらずこの人は静止画像が好きだ。
この監督の作品は結構観たが、まさか6分も耳かきセットを見せられるとはおもわなんだ。


9月7日
事務所に戻ったら、巫女とあろま嬢がすごろくをしていた。サイコロ6個で。いっぺんに30マスとか進むのはどうかと思う。
って巫女戻ってきたのかよ!と聞いたら、巫女曰く「観光してて、あまりに異次元な町だったので我を忘れた」とのこと。
まぁ気持ちは分からんでもない。しかし人騒がせな巫女さんだ…これで仕事は終わり。やっと休める…
と思ったら、少し眼を放した隙に、巫女がまたどこかに行ってしまった。あろま嬢曰く「すぐ戻る」らしい。
もはや仕事ではないので探さない事にした。残ったのは一人ですごろくをするあろま嬢と、コーヒーゼリー専用冷蔵庫。
っていうかいい加減サイコロ1つにすればいいじゃないか、と思った。大体このすごろく32マスしかないのに。



中々いい感じでいきましたね。このキャラ達もいつかまた使うとしましょう。探偵って使いやすいですし。
コーヒーゼリーコーヒーゼリー書いていたら、サブリミナル効果で非常にコーヒーゼリーが食べたくなりました。
そして、食べようと思っても無いのが海外。まさに自爆です。

3月31日:寝台特急「うさぎとかめ」殺人事件
いやこれ電車ですけど特急じゃないですよ。市電。

 寝ようとしたら隣のオッサンが凄いいびきをかくので、寝れないじゃないかと思い音楽を聴こうとウォークマンを手に取ると、
いつの間にか身に覚えのない落語のCDがセットしてあり、驚愕しつつも聞いてみたら爆笑してしまい周りの人に怒られたけど、
オッサンは結局起きなかった、というような事が日常茶飯事で起こっていると噂の寝台列車ですが
うまく使えば、中々風流な旅路を堪能できる乗り物だったりもします。

そんなわけであまり馴染み深くない寝台列車ですが、寝台特急に限らず、特急は探偵小説のネタとなる事があり、
時刻表の隙を付いたアリバイトリック!とか、遅れを逆に利用した!とか、実は特急じゃなかった!のように、
胡散臭いのも含めて結構沢山あります。

この前、っていうか半年ほど前ですが、この日記にもついに探偵を登場させました。確か「バルサ巫女」の回ですね。
恐らく覚えているのは僕だけだと思いますが、せっかくの探偵なので使ってみましょう。
まぁ僕がこういうネタが好きなだけなんですけどね。

それでは、前回と同じように、純米酢探偵の手記をご覧に入れましょう。



3月30日
明日から、仕事でちょっと寿司山町を離れ、遠くに行く事になった。
仕事といってもただ友人に呼ばれただけなのだが、これが厄介だ。
その友人というのが、かの「カンピョウを風船につけて飛ばす会」の幹部だったからだ。
古い友人なのでどうにも断るわけにもいかず、訪ねることになったのだが、詳しい事は聞かされていない。
到着してから説明するとの事。どうか普通の依頼だといいのだが…


3月31日 21:00
目的地の三十八つ墓村多いな)まではとても遠いので、寝台特急を使う事にした。
となると、選択肢が寝台特急「うさぎとかめ」しかないこの町。まぁらしいと言えばらしいのだが。

ホームに滑り込んできた車体一面には、亀の絵が描かれている。それも筋骨隆々で凄く早そうだ
うさぎはというと、隅っこにちょこんといるだけで、絵もやせ細っていて、
囲碁だったら僕の方が上なのに」という吹き出しまで付いている。
どういうストーリーか瞬時に予想できるが、不毛なのでよそうと思う。


21:15
予約しておいた席に、何やら見覚えのある顔が座っている。
何と正体は、いつぞやの依頼人の珈琲あろま嬢だった。

聞くところによると、またバルサ巫女が勝手にどこかへ行ってしまったようである。一応置き手紙を残していったらしい。
「三十八つた墓村まで行ってきたます。 ヒント:たぬき
というあまりに分かりやすい手紙なのだが、あろま嬢はさっぱり分からなかったらしく、
手当たりしだい探していたそうだ。今日は三十八つ墓村に行く予定だったんだと。

まったく運がいいのか悪いのか分からん人だ。
ということで彼女も同行する事になったが、勿論席はどいてもらった


21:30
しかし、寿司山町もそうだが、この電車も非常に異次元だ。
駅弁を売りに来るならまだしも、タコさんウインナー型の置物を売りに来るのは、この電車ならではだろう。
売り子によると、「母親が間違えて足を16本にしてしまったバージョン」もあるとか。間違えるならせめて12本にしろよ。

更にはプレミア品で、「タコにしようと思ったら、ちょっと間違っちゃってアメフラシになっちゃいました。ごめんね」という
母の手紙付きの物もあるらしいが、入荷未定との事。永遠に入荷未定であってほしいものだ。

横を見ると、残念ながら既にあろま嬢が5個購入していた。「一つは普段用、もう一つは外出用、もう一つは保存用」らしい。
じゃあ後の2つは何なんだと聞くと、ただ今特別出血大サービスで、1個買うと、もう4個付いてくるらしい。
やはり不毛なので、それ以上聞くのはやめた。


22:00
小腹が空いたので、食堂車へ行く事にした。
メニュー表を見ると、意外や意外、普通の名前ばかり並んでいる。
しかし、横に全然関係ない写真が並んでいるのは何なんだろう。
「*写真はイメージです*」と書いてあるが、いくらなんでもスパゲティのイメージに消火器を使うのはどうかと思う。
他にも、ラーメンの写真にこども銀行券を使ったり、カレーの写真にまぐろ丼を使ったりと、さっぱり分からない。
もうダメ元でチャーハン(写真はかちかち山の絵本)を注文したら、なんと本当に普通のチャーハンが出てきた。
食べ始めたら、コックが出てきて「かちかち山」の紙芝居を始めた事以外は、何も変わった事はなかった。

食べ終わってのんびりしていると、あろま嬢が青い顔で入ってきた。
どうやら自前のクーラーボックスに用意してきたコーヒーゼリーが切れ、禁断症状らしい。
幸いここのメニューにあったので事なきを得たが、この店のチャレンジメニューだったらしく、
バケツくらいの大きさの器に入ったコーヒーゼリーが出てきた。
店主曰く「十時間で食べたら一万円!!」だそうだ。えらく長いなおい


22:30
席に戻ると、大変な事になっていた。人が倒れているのだ。すぐに駆け寄り抱き起こすと、何事か呻いている。
そして「に、日曜大工…」と言ったっきり、動かなくなってしまった。これは一大事である。
直ぐに車掌を呼び、警察に連絡するように伝える。
周りの乗客から目撃者の情報を集めている途中、廊下で明らかに挙動不審な男を発見した。
男の名は日曜大工。
もう決定したようなものだが、問い詰めてみると、犯行を自供した。現実はこんなもんである
幸い被害者も動かなくなっていただけで、命に別状はなかった。
被害者は先端恐怖症らしいのだが、日曜大工にハリネズミを見せられ気絶してしまったらしい。
いやはや、実に迷惑な騒ぎだった。


23:00
車掌に日曜大工を引き渡し、途中の駅で降ろしてもらうように告げた。
無駄に疲れたので早めに眠りにつく。明日はどうなる事やら…


4月1日 7:00
起きて顔を洗っていると、あろま嬢がフラフラになりながら戻ってきた。どうやら十時間かからずに食べきったようだ。
肝心の一万円は?と聞くと、「十時間ぴったり」で食べきらなくてはいけないらしく、貰えなかったとの事。
まぁその代わり、たらふくコーヒーゼリーを食べられたので、これはこれで良かったらしい。

さて、そろそろ下車の時間だ。と思ったら、昨日の売り子が「緊急入荷しました!!」と言いながら走ってきた。
当然買わなかったが、あろま嬢は例によって6個買ってしまった。
今度は「今世紀最初で最後とはいかないまでも6回くらいあるかな?うーんどうだろう5回かもセール」だそうで
分割払いで買うとおまけに6個付いてくるらしい。
70円のものを200回払いで買ってどうするんだよ、と思ったが、やはり不毛なので何も言わなかった。


続く…


あー、今気づきました。事件を起こすとまともになっちゃいますね。やはり異次元な物を紹介してもらう方が…
それだと探偵である意味が2%位しかなくなってしまうので、適度に混ぜていきましょう。
まぁ、いつもの様に、筆者以外から見れば全部まともではないのでしょうけど。



4月29日:たたりって一年に何回使う言葉なんでしょうね
突っ込みどころ多すぎて突っ込めねえよ!

 たたり。口に出すと、なんだかよくない事が起きそうで怖いわ今夜はお気に入りのごぼうのぬいぐるみ通称ご坊主
抱いて眠る事にしましょってこれご坊主ちゃんじゃないわアンタ何者よさては今日行ったトマト寿司の刺客ね覚悟なさい、
といった過激でハードボイルドでお先真っ暗な感じのストーリーを考えてしまうかどうかは奄美大島に置いておいて
たたりなんて言葉は、まっとうに生きていれば滅多に使う事はありません。

そんな図書室で一度も借りられた事のない本を探して奔走するも、やっと見つけた本が「モンブラン投げ屋」という
どうしようもない本だったので、頭にきて本を地面にたたきつけ然る後に古本屋に売った
といった全然関係ない思い出を人に話してしまうと噂のたたりですが、今日はたたりにちなんだネタを書いてみたいと思います。

たたりといえば事件、事件といえば食い逃げ、食い逃げといえば立ち食いソバ、立ち食いソバといえば店内が狭い、
店内が狭いといえば場末の電気屋、場末の電気屋といえば定価、定価といえば多分探偵です
不自然な遠回りをした上に強引に連想ゲームを終わらせているあたりが不可解ですが、
それはいいとして探偵といえば、このサイトにも我らが純米酢探偵がいました。
折角なので今日は彼を登場させてみる事にしましょう。
っていうか誰も覚えていないと思うので、とんでもなく暇と興味がある人は、
過去ログのこことかこれとかを読んで絶望してください


というわけで、純米酢探偵の手記を見てみる事にしましょう。


*あらすじ*
カンピョウを風船に付けて飛ばす会」の幹部である友人に、
 ある事情で「三十八つ墓村」に呼ばれる事になった純米酢探偵。
 行きの列車内で起きた些細ないざこざを見事解決し、寝台列車「うさぎとかめ」で現地に向かうのであった。
 同行するのは、上司のバルサ巫女を探すはずだったのに、いつの間にか探偵助手になってしまった、珈琲あろま嬢。
 彼女は前回の出来事によりタコさんウインナー型のキーホルダーを沢山持っているが、特に重要な意味はない



4月1日:9:00
長い道のりの末、やっと目的地の駅(すり身ランド前駅)に到着した。
無人駅の上に駅前は閑散としていて、いかにも田舎の駅、といった風貌だ。
駅の目の前に「すり身ランド」なる物があるのを除けば。

看板に「すり身によるすり身のための無限地獄(パラダイス)!」とあるが、
振り仮名がいい加減なのはどうにかならないのだろうか。っていうか意味が正反対だろ。
友人によると、三十八つ墓村までは、ココから更にバスに乗らなくてはいけないらしい。
辺境の村だと言うのだから、まぁ仕方ないのだろう。

と、目を放した隙に、あろま嬢がすり身ランドに向かって突撃して行った。
彼女は本当にいつの間にか助手になっていたが、
彼女曰く「そういう名目がないと、向こうで宿に困りますからね。あと食事にも困る
だそうだ。どう考えても食事とは好物のコーヒーゼリーのことだろう。


9:15
バスの時間を調べてみると、なんとあと3時間もある。
田舎だから仕方がないのかもしれないが、いくらなんでも日に2本しかないのはどうかと思う。
ちなみに時刻表には「一日9800本を目指します!」と書いてある。それはそれで多すぎだろ。


9:20
バスが来るまで、暇潰しのためにすり身ランドに行ってみることにした。
入場券売り場には誰もいないのに、入場券を切る所には溢れるほど人がいる。
人件費の無駄遣いもはなはだしいが、突っ込むのも面倒くさいので、
隣にあった自販機(「推奨しません」という張り紙つき)で入場券を購入。
いざ入場、とチケットを切ってもらったが、切るときに小声で「…不合格」と呟かれた。
推奨しない理由はコレか。


9:30
先に入場していたあろま嬢が、何やらおみやげ屋で揉めていた。
曰く「果汁100%って書いてあったから買ったのに、いつもと味が変わらないんです!」との事。
彼女が買ったのは案の定コーヒーゼリーだったが、これは騙す方も騙される方もどうしようもないと思う


10:00
さすがすり身ランドだけあって、アトラクションがどれもすり身一色だ。
カリブの海賊のすり身工場」に乗ってみたが、海賊達が漁に出て、魚を獲って、大漁旗を掲げて戻り、
取って付けたように略奪をして、「ハッハッハ!今日も大漁だったぜ!」で終わってしまった。
略奪さえなかったらただの漁師だが、重要なのはすり身工場なる物が一度も出てこなかった事だろう。
ていうか作りかけだろ


10:30
あろま嬢が乗りたい、とせがむので、「すり身コースター」に乗ってみた。
名前とは裏腹に至極普通のジェットコースターだったが、乗ってる間中、耳元のスピーカーから、
「すり身のトリビア:魚肉ソーセージは冷すと美味しいそうです」などの、
本当に役に立たない知識が流れて来て落胆した。
帰り際に寄った「極寒!マイナス50℃の世界」は、すり身のせいもあってただの冷凍庫だった。


11:00
パレードがやっていたので見る。
最初に地引網が通り、次に食卓とそれを囲む家族が通った。端折りすぎだと思う
さっきから思っていたのだが、何故ココはすり身ランドの癖に、すり身を作る過程を一切見せてくれないのだろうか?
矢張りココで作っているわけではないのだろうか。
そうすればココが海からはるか遠くにあるということも納得できる。
と思った矢先、紀文のトラックが搬入口から入っていった。
もう疑う必要もあるまい


11:30
すり身デレラ城」なる物に入ってみた。強引な名前だ。
すったもんだあって、最後に係員が
「誰か、この伝説のすり身で悪魔を退治してくれないか!」
と参加者を募う。
するとあろま嬢がとっさに手を上げ、運悪く指名されてしまった。

あろま嬢が係員に言われたとおりに、すり身らしきものをベルトコンベアに乗せると、
一旦機械で加工されて、カマボコになって出てくる。
それを食べた悪魔達が「これはうまい!」と口々に言い、それを利用して商売をしよう、という話になった。
最初は売り上げも良かったものの、ある日食中毒を出してしまい、食品会社として致命的に信頼を失ってしまう。
途方にくれた悪魔達は自ら地獄に帰って行くのだった。

という、非常に回りくどい方法で悪魔達を退治した。あろま嬢は係員からすり身認定証を貰っていた。
自慢されたが、本当にこれっぽっちも羨ましくなかった。


12:00
そろそろバスが来るので、あろま嬢をせかしてすり身ランドを出た。
彼女はおみやげにマスコットの「片山さん」のキーホルダーを買っていた。誰なのだろう。
社長かと思って聞いてみたが、特にモデルはいないらしい。
すり身と全く関係無いのだが、本当に考えて決めたのだろうか。
あろま嬢曰く「この人形を持っていると、すり身の謎が解けそうな夢を見るらしいですよ」だそうだ。
結局解けないのかよ


12:15
やっとこさバスに乗る事ができた。と思ったらすぐに降りる事になった。
なんと三十八つ墓村は駅から5分だったらしい。しかも終点
何故時刻表にその事が一切書かれていなかったのかがはなはだ疑問だが、とにかくやっと到着である。


12:30
村に着くと、いきなり得体の知れない老婆が現れ、こう言うのだった。

「たたりじゃ!この村に新参者が来たと言う事は、たたりが起きるのじゃ!
 でも、この村にはたたりは起きないのじゃ!多分ドミニカあたりで起こるのじゃ!」

これだけ話すと、老婆はどこかに行ってしまった。
あろま嬢は「ドミニカってコーヒー豆取れますかね!?」と興奮気味に話していたが、
たたりを心配しているのか、ドミニカという国を初めて聞いたのか、判別できなかった。


13:00
友人が教えてくれた住所に行ってみると、大きなお屋敷だった。
カンピョウを風船に付けて飛ばす会」の看板も付いているので間違いないだろう。
呼び鈴を押し、暫くすると友人であり今回の依頼人、エモーション尾道が出てきた。
歓迎もそこそこ、すぐさま客間に通され、今回の依頼の内容を説明された。
それによると、「村で起こっている不思議な噂を調べて欲しい」というものだった。
村の有力者である自分が調べると目立ちすぎるので、探偵である俺に依頼したとの事。
よそ者の俺の方が遥かに目立つんじゃないか、と思ったが、面倒なことになりそうなので言わなかった。
あろま嬢はというと、お茶請けの「コーヒーゼリーという名の墨汁ゼリー」に絶望していた
ってか食べるなよ


〜続く


長くなりすぎたので一旦ココで止めます。続きは次回と言う事で。今回は結構な異次元っぷりでしたね。
あと、題材だったはずのたたりが5%くらいしか出てきませんでしたが、いつもの事なので許してください。


12月16日:純米酢探偵の事件簿 第四章
門が開きませんでした。正面から忍び込もうとした僕もアレですが。

 さて、今日は半年振りに純米酢探偵の続きを見てみることにしましょう。

何だよ純米酢って!しかも探偵かよ!っていうかいきなり四章かよ!
と言いたい方も居るかとは思いますが、これはただ単に題名のネタが尽きただけなので、
今まで通り純米酢探偵の過去ログを読んでみたり、オレオレ詐欺を逆にゆすったりして下さい。

というわけで簡単なあらすじを。


*あらすじ*
「純米酢探偵は、これまでに様々な異次元な事件を解決してきた、所謂名探偵である。
 ひょんな事から、バルサ星から来たという『バルサ巫女』の捜索を依頼され、見事発見する。

 しかし、見つけた巫女はまた自ら『三十八つ墓村に行くかもしれない』という置手紙を残し失踪した。
 丁度同じ時、三十八つ墓村に住む友人から仕事を依頼されていた純米酢探偵は、これ幸いとばかりに、
 バルサ巫女の付き人兼探偵助手兼コーヒーゼリー党の珈琲あろまと共に、三十八つ墓村に向かうのであった。

 幾多のダメな出来事を乗り越えて、ついに件の村に着いた二人。だが、村の雰囲気はどこかアレだった。
 依頼主の『カンピョウを風船に付けて飛ばす会』幹部、エモーション尾道によると、
 村人達の間で妙な噂が立っている、との事なのだが…」



4月1日 15:00
正式にエモーション尾道から依頼を受ける。何でも村に広まっている噂を調査して欲しいとの事。
よそ者の俺達が調べるのも怪しさ全開なのでは、と言ってみたが、
エモーションの「怪しくない方が逆に目立つ」というよくわからない理屈で強引に説得されてしまった。
まぁ、たたりだ何だと騒いでいる村なのだから、誰が調査しても確かに怪しい気もする。
それに、前回のすり身ランドの件といい、バス停の件といい、この村周辺に異次元な雰囲気が漂っていたのも確かだ。
というわけで、少し三十八つ墓村を歩いてみる事にした。

あろま嬢は、前回食べて危うく死にかけたという墨汁ゼリーを懐に忍ばせていた。よもや気に入ったのか


16:00
とりあえず、目に付いた村人に話を聞いてみた。が、話しかけた途端、
オ、オラはタンスに冷蔵庫なんて隠してないだ!」と叫びながら逃げてしまった。
気を取り直して次の村人に声をかけると、
逆に「たべっこどうぶつにミカヅキモがあるって本当かいな?」と聞いてきた。
最高にどうでもよかったので「本当ですよ。最近はボルボックスもあるんですよ」と答えたら、
「それじゃ動物じゃないべ!」と突っ込まれてしまった。
どうやらこの人の中ではミカヅキモとボルボックスの間に境目があるらしい
ふと横を見ると、あろま嬢が自分の手帳の「ボルボックスすくい」と書かれた所に×印をつけていた。
これは色々な意味ですくえない。


17:00
聞き込みもひと段落したが、まだ誰もたたりについて話す人が居ない。
仕方ないので一度引き帰そうかと思った矢先、ギンギンに怪しい老人が話しかけてきた。

「あなた方、この村に伝わるたたりについて調べているのですかな?
 それとも何度煮てもダシが取れる幻の昆布のありかを知りたいのかな?」

光の如き反応速度で「ダシ…」と言おうとしたあろま嬢を取り押さえ、前者と答えた。
すると、彼が村の郷土資料館に案内してくれると言う。渡りに船なのでついていく事にした。


17:30
郷土資料館に到着したが、この村らしいと言えばらしいのだが、とんでもない外観をしていた。
一言で言えば巨大なバナナで、看板に大きく「ししとうのふるさと:三十八つ墓村」と書いてある。
老人によると、これは村おこしのために作った施設で、最初はバナナのふるさとだったらしいのだが、
あまりに村と関係ないし、何よりバナナなんて生産していないので、ししとうになったらしい。
理由は、建物を緑に塗り替えるだけで済むから、という事らしいのだが、形が違いすぎのような気がする。
しかし、その計画もペンキ代の関係でオシャカになり、最終的に郷土資料館になったとの事。
そんな絶対にためにならない歴史を学びつつ、中に案内された。


17:45
老人(ダイナミック大作と名乗った。偽名にしてももう少し工夫して欲しいと思う)によると、
この村に伝わるたたりには、この村の歴史が関係しているらしい。
その伝説をかいつまんで説明すると、

三十八つ墓村は元々六十二万三十八つ墓村という名前だった

ふと村を訪れた地元の殿様が、何故六十二万なのかと聞く

村人「適当でございます

殿様激怒

村人たちは震え上がり、「六十二万の神が居た伝説」を捏造する

殿様にこの旨を伝えるが、村人の滑舌が信じられないほど悪く、更に説明が不明瞭だったので、
六十二万の亀が板張りの床をぶち抜いた伝説
として殿様に伝わってしまう。

殿様は納得したが、村人はこの捏造伝説に縛られて生きていくことに

ほとぼりが冷めた頃、ひっそりと六十二万を削除

村人達「こんな事をして、板張りの床のたたりが起きるんじゃないか?


という事らしい。
仮にたたりが起きるとしても、どう考えても板張りの床のたたりではない気がするのだが、黙っておいた。
とにかく、たたりの由来が聞けたので、お礼を言い帰ろうとしたのだが、あろま嬢が消えている。
まぁ、あまりにつまらない話だったので消えたい気持ちも分かるが、と思い探していると、ロビーで何かを探していた。
曰く、マイスプーンを無くしてしまったとか。そんな物を持ち歩いていたとは初耳だ。
「捜査に必要だと思って持ってきたんですが…」との事。微塵も思っていないだろうことは明らかだ。


18:45
結局スプーンは見つからず、郷土資料館を後にすることになった。
欲しい情報は得られたので、今日はもう尾道家に戻ることにした。
帰る途中、あろま嬢が「名前を書いておけば…」と呟いていた。そういう問題じゃないと思う


19:00
尾道家に到着。家中がせわしなく動いている。
エモーションによると、今夜尾道家で親族を集めての話し合いがあるらしい。
遺産云々の話し合いか!?と思ったが、どうやら違うようだ。

エモーションに今日調べてわかった事を話すと、今日の話し合いに俺達も出席しろと言う。
何やら怪しいが了解してしまった。


19:30
話し合いは9時からなので、先に夕食を済ませることにした。
さすがにでかい屋敷だけあって、料理も絶品だった。
箸に電池を入れる場所がついていたことが気になったが、面倒なので無視する事に。
隣から自称助手が、デザートのティラミスについて、
「ティラミスってスプーンじゃなくても食べられるんですね
と関心していたが、いつものように無視した。


20:00
話し合いまで少し時間があるので、屋敷を見て回っていると、厨房でなんとバルサ巫女を発見する。
元々彼女を探しに来たという目的もあるので、早くも一つ片付いてしまった。
巫女は「この家で住み込みで働かせてもらっている。給料はししとう
労働基準法に引っかかるんじゃないかという問題発言をしたが、宇宙人なのでいいのかもしれない。
あろま嬢は見つけられたことに感動していたが、実は巫女が彼女のスプーンを拾っていた事を知り、更に感激していた。
でも、「バルサ巫女」と名前が書かれてしまっていた



続く〜〜〜


いやあ久しぶりなので書くのに苦労しました。これまた長いし。
というかお話が全然進んでないので、書く意味あったのかって感じですよね。
そもそも行き当たりばったりでストーリーを考えているので、終わらせられるかどうかも怪しいです。
ある意味終わっている、と言われてしまうと苦しいのですけど。